top of page
検索


金融機関は決算書のどこを見ているか③
前回のブログでは、金融機関が決算書のどこを見ているか当事務所がお客様にどう説明しているかまで説明しました。今回はその具体的な内容についてお話しします。 当事務所が実践していること (1)粗利マイナス固定費がプラスであること。 銀行が融資を申込まれたときに、考えるのはこの会社は融資したお金を毎月きちんと返してくれるのかということです。では、その会社が返さなければならいお金は何から生み出されているか?わかりますよね。会社の利益からなんです。では、会社の利益はどう考えるかというと、粗利から月々の経費を引いた残りの部分『営業利益』なんです。例えば売上100万円で仕入が30万円だと粗利は70万円ですね。さらに月々の経費が40万円だとすると残りの営業利益は30万円となります。借入れの返済が月々5万円なら30万円-5万円となり、ここが差し引き25万円でプラスとなります。このとき返済額が35万円だと差し引きマイナス5万円となり毎月の売上から安定して借り入れを返済できないこととなります。 (2)現預金が固定費の3か月分以上あること。 固定費(=月々の経費)は売上が

札幌創業支援センター
12 分前


金融機関は決算書のどこを見ているか②
1.貸借対照表 (B/S: Balance Sheet) の見方 損益計算書は利益の源泉を示し、売上額や仕入額、経費の額がそのまま記載されているため、企業の営業実績を把握しやすいこともありなじみがあるかもしれません。 それに対し貸借対照表は会社の財産の内訳を示すもので、会社...

札幌創業支援センター
10月7日


金融機関は決算書のどこを見ているのか
金融機関は融資判断のために現預金比率を確認し返済能力を評価します。現預金比率が低いと返済能力不足と資金繰りの困難さが予想され、融資を受けることが難しくなります。この比率を適正に維持することで企業の財務健全性をアピールすることが出来ます。

札幌創業支援センター
9月14日


創業融資支援について(札幌で創業融資支援をすること)
札幌で創業融資サポートを提供する意義について解説します。

札幌創業支援センター
9月8日
bottom of page
