こんにちは。創業支援専門の行政書士 高杉です。
新型コロナウィルス感染拡大が2月中にはブレークアウト?
という期待もありますが、まだ予断はゆるされないという状況です。
北海道でも感染者数が過去最高を更新しています。
2020年1月から始まったこの災禍ですが、それから丸2年が経過しました。
創業支援に携わる者として感じたことを書いてみたいとおもいます。
【支援策効果】
最近のニュースでは、企業倒産件数は過去50年で最低の水準だそうです。
これは自治体の休業要請に基づく支援金や、ゼロ金利のコロナ融資などで窮状をしのいだというだけであって、中長期で見たときに事業環境が平常に戻ったときに支援金が無くても継続できるか、利益から返済原資が確保できるのかが問われることになりそうです。
おそらく、金融業界では返済の当てのない融資の申込みを相当警戒していると思います。
【飲食店】
アフターコロナで最も影響を受けそうなのが飲食店だと言われています。
この2年間の間に私たちの生活スタイルも結構変わったのではないでしょうか。
会社の飲み会はなくなり、買い物はネットで、リモートワークなのでスーツも買わなくなりました。調理家電が売れていますが自宅での料理の機会が増えた分、外食は減るかもしれません。
知り合いの飲食店で、コロナ前の日商を現在も維持できているお店があります。
自粛期間中は当然売上はないわけですが、それが過ぎて営業を再開すると見事に普段の売上を維持できているお店です。
コロナ後はソーシャルディスタンスの確保が常態となりお店の席割もゆったりとしたものが一般的となるでしょう。
これまでなら50席作れたものが35席にしないと受け入れてもらえなくなるかもしれません。平常に戻ったときに集客でき、ある程度の賑い感の出せる飲食店は強いと思います。
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